不要になったバッテリーを買い取ってもらう方法

不要バッテリーの画像鉛蓄電池

車のバッテリーって実店舗で買うと「えっこんなにするの?」ってぐらい高いですよね。ネットで買って自分で脱着するとかなり安くなるのですが、この場合、実店舗では当たり前のように引き取ってくれる取り外した後のバッテリーを、どうするの?という問題が発生します。

実は不要になった車のバッテリーは、少しの手間で1個当たりおよそ500円で買ってもらえます。その方法について以下で説明していきます。

バッテリーを買取してくれる業者

どこに行けばバッテリーを買い取ってもらうことができるのでしょうか?
それは、各市町村にある金属スクラップ業者です。おそらくほとんどの方は人生で一度も訪れたことのない場所だと思います。車に乗っていると国道沿いとかに、以下の写真のような光景をよく見かけないでしょうか?この瓦礫の山が鉄くず等であれば、金属スクラップ業者の可能性が高いです。

一般人が訪れてもいい場所なのでしょうか?少し心配になりますが、ご心配なく。ほとんどの業者は一般人からの引取りの要望にも対応してくれます。初めて行く業者の場合は、あらかじめ事務所の場所と、駐車場の場所を聞いておくことが重要かもしれません。スクラップの山に隠れて少しわかりにくくなっているかもしれません。

業者の探し方

基本、Googleで検索して探します。電話帳のほうが網羅的かと思いますが、おそらくネット検索でそこそこの数が出てくるのと、ネットでもあらかじめバッテリーの買取可否情報を得られる場合があります。

Googleで「バッテリー買取 都道府県名」で検索すれば、何件かヒットしますので、内容を見て自動車用バッテリーを引き取ってくれる業者を抽出します。

Google検索でヒットする業者がどうしても近所になくて、遠くまで行きたくない場合は、電話帳で、金属のリサイクルを行っている業者を当たります。電話の際に買取の可否と、合わせて、買取単価も聞いておくとよいでしょう。

買取価格

バッテリーの買取単価は、鉛の相場により変動します。回収したバッテリーをスクラップ工場で粉砕して、中にある電極に含まれる鉛を回収するんですね。その価値が変動するため買取単価はその時々によります。ただし、金属の中では変動は小さく、およそ次のような単価になっています。

自動車用   ~40円/kg

車のバッテリー

おおよそ重量8~20kg
⇒買取価格は320~800円

バイク用   ~10円/kg

バイクのバッテリー

おおよそ重量:2~3kg
⇒買取価格は20~30円

産業用、工業用  ~15円/kg

産業用鉛蓄電池

重量はさまざま
⇒買取価格もさまざま

単価の違いはバッテリーの総重量に対して、含まれる鉛の重量にほぼ比例します。
実際の買取価格は、単価に重量を掛けた数字になります。
バイク用は車用と合わせて持っていくかしないと、業者までのガソリン代に負けそうですね。

なぜ、この事実が広く知られていないのでしょうか?

おそらく、ネット検索でも多くの人が、バッテリーの処理方法を調べる際に、買取してもらえるとは微塵も思っていないため、「買取」をキーワードに入れず、「バッテリー + 廃棄」とか、「バッテリー + 引取り」で検索しているからだと思います。

まとめ

ディーラーやカーショップで高額なバッテリーを購入して交換するより、同じバッテリーをネットで購入して自分で取付すると、少なくとも数千円、車種交換によっては1万円以上安く交換することができます。いらなくなったバッテリーの処理方法としては以下の方法があります。
地域の回収ゴミでは回収されないので、いずれかの方法で捨てる必要があります。

不要バッテリーの処理方法

購入したショップで引取り(無料)

手間はかからないでしょう。お金がかからないのでこれもいいかも。

購入したショップで引取り(有料)

手間はかからないですが、バッテリーの購入代に追加で500~1000円とられる
バッテリー販売店からすると、廃棄バッテリーの回収だけで、購入者からも、金属スクラップ業者からもダブルでお金もらえてウハウハですね。
買う側からしたら、ちょっと納得できないですよね。

金属スクラップ業者で買取り

業者に持っていく手間はあります。近くに業者があるとか、家に複数いらなくなったバッテリーがある場合は特におすすめ。自動車のバッテリーであれば1個300~800円ぐらいで買取ってもらえる

これ以外にもオートバックスとか、イエローハット、ガソリンスタンドに持って行くという選択肢もありますが、バッテリーを買っていない場合は、回収費用をとられるか、断られる可能性があります。最近は、無料で回収してくれているみたいです。

バッテリー交換の仕方

肝心のバッテリー交換を自分でできないと、ネットで安く購入することもできません。車種毎のバッテリー交換方法が掲載されているこちらのサイト を参考にすると、DIYでの交換も容易になると思います。

合わせて、車種ごとの適合バッテリーも検索できて、不要バッテリーの無料回収もやっています。

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